各種ロー付工具の初工程として各種鋼材の加工します。
鋼材に対しては超硬やダイヤモンドを、超硬にもダイヤモンドをロー付します。NC化ができる工程では無く、妥当性の追求が必要な職人の手作業が活きる工程になります。
各種円筒研磨の設備を使用し、粗加工、仕上げ加工を行い工具の外径を加工します。円筒部の外径公差は±1μmまでは問題無く対応致します。
各種工具の溝を加工します。ロー付品はチップのスクイ面(刃裏)を研磨します
各種超硬工具、ダイヤモンド工具にCNC工具研削盤にて刃を付けていきます。過半数の設備では溝加工から刃付け加工までを、砥石を自動で交換しながら加工してきます。また多くの設備には、無人運転可能な工具の自動供給装置(ローダー)を導入しております。 (一部設備は工場内の恒温室に設置し、より高精度な工具の量産体制を確立しております。)
多品種小ロットの製作現場では、自動機では無駄に時間が掛かる加工も多くある為、手動機にて各種加工を行います。
その他にインターナル加工機やワイヤーやセンタレス、放電加工機、平面研削盤など多くの設備を取り揃えております。
完成した製品は、数量の上限無く全数検査を実施しております。複数の検査設備で多角的に検査を行う事により不良品の流失防止に努めております。各工場には最新の検査機器を多く取りそろえ、出荷検査は勿論、高精度な工程内検査を行っております。